2016~2018年頃のデザインリニューアル

以前書いた以下の記事で、2018年~2020年頃に株式会社ポケモンが使用しているポケモンイラストの配色の変更についてまとめました。
・第1世代:2020年前後のポケモンの配色リニューアル
・第2~5世代:ポケモンの配色リニューアル(第2~5世代)

その後さらに調べたところ、これ以前にも(株)ポケモン版デザインに変更があったことがわかったので、気づいた変更点をまとめてみました。

イーブイに関しては、プロジェクトイーブイの公式ツイッターがちょくちょく画像を載せていたおかげで、変更時期がかなりはっきりわかります。
どうやら2017年~2018年の間に3回に分けて色がちょっとずつ変わっていったようです。一気に変えなかった理由は謎ですが。

他のポケモンについては、変更時期がはっきりわかる資料はなかなか見つからなかったのですが、サンムーン時代のポケモングローバルリンク(2016年11月~?)のイラストと思われるものを発見したので、2018年頃のデザインとの変更点を確認してみました。

画像の参照元

グローバルリンクの画像は公式サイトから直接保存したものではないため、画像の正確な使用時期は不明なのでご注意ください。

(株)ポケモン版イラストはポーズ変更なしで修正されることが多いので、変更点が分かりやすくて助かります。それにしてもカモネギの脚が伸びてたのは結構衝撃。

ちなみにカメックスとカモネギはこの後さらに配色が変更されています(2020年前後のポケモンの配色リニューアル参照)。

もうこれで(株)ポケモン版イラストの変更点は大体確認できたので、今後しばらくは変更点のチェックはしなくていい…はず。

パラスのキノコの色

■2023/1/14:記事全体を再構築したため、以前の内容とはかなり異なっております。


2020年前後のポケモンの配色リニューアルの記事を書いたときに気づいたのですが、ポケモンHOMEのポケモンの画像、公式サイトのもの(開発段階のもの?)と実際に配信されたものでも微妙に違っているようです。

この2枚の画像を見比べると、ピカチュウの位置が配信版の方がちょっと高いとか、トランセルの角度が微妙に変わっているとか、細かい違いがちょいちょいあり、開発中にいろいろとグラフィックを微調整してたようです。

そんな中でも特に大きく修正されているのは、

『Pokémon HOME』公式サイト版(開発段階?)
2020年2月12日配信 Nintendo Switch版

パラスのキノコの色が、開発版の赤色から、配信版ではピンク色になっています。対してパラセクトのキノコは赤いままです。
そこで、パラス・パラセクトの公式画像を確認してみると、

パラス|ポケモンずかん(ポケモンだいすきクラブより)

公式イラスト(第3世代版)ではパラス・パラセクトどちらも、キノコの色はピンク色です。
ただ、アニメ版や(株)ポケモン版イラストでは、どちらもキノコは赤色になっています。

アニメ版(新無印70話)
(株)ポケモン版イラスト
ポケモンシャツ公式サイトより、2022年4月22日保存)

ポケモンHOMEのポケモンの配色は、基本的に(株)ポケモン版の設定に準拠しているようなので(以前の記事「2020年前後のポケモンの配色リニューアル」参照)、開発段階でキノコが赤かったのはそのためのようです。

パラスだけキノコの色が変わった理由は、ポケモンHOMEでは色違い版のグラフィックも用意する必要があったものの、パラスは色違いの方がキノコの色が赤に近いため、元の配色のままでは通常色と色違いとの差がつけづらいためと考えられます。

参考:PokemonGO版 通常色
ゲーム本編と同じ色…のはず
公式イラストの色に近い
参考:PokemonGO版 色違い
キノコの色が濃く赤っぽい
体の色も(株)ポケモン版に近い?

これに対して、パラセクトの色違いはキノコが黄色がかった色のため、ポケモンHOMEの通常色の配色を変える必要が無かったようです。

ポケモンHOME Switch版 色違いパラス・パラセクト
POKEMON HOME COMPLETE LIVING SHINY DEX in FULL HD! (Gen 1 thru Gen 7) – YouTubeより)
2020年2月18日投稿

というわけで、ポケモンHOMEのパラスのキノコの色がパラセクトの色と異なるのは、ゲーム本編と連動し、かつ(株)ポケモン版の設定に準拠するというこのソフトが両者の間で板挟みになった結果と言えるかもしれません。

■2022年11月6日画像追加、2023年1月4日文章修正:
と思っていたのですが……
今更ながらSwich本体を入手したので、Switch版HOMEをインストールしました。
さっそくパラスのキノコの色を確認してみると…

Nintendo Switch実機版 ver.2.0.2
2022年11月6日 筆者の端末で確認

パラスのキノコが赤い!

パラスの色比較

つまり、2020年2月の配信当時はピンクだったのを、どこかで赤に修正した?

比較画像には入れ忘れてましたが、ポケモンの配色の大型リニューアル後の2020年12月時点では、まだキノコはピンク色でした。

ちなみに、モバイル版でも配信初期はキノコがピンク色だったようですが、
参考リンク:Pokemon Home for iOS – Full Pokedex – YouTube(2020/02/12公開)、パラスは開始12秒辺り

iOS版 (v1.5.3) パラス・パラセクト 通常色
(2022年3月1日 筆者の端末でキャプチャ・2022年5月14日時点で変更なし)
パラスのキノコの色が赤
iOS版 パラス 色違い
キノコの色がピンク色

2022年3月時点ではキノコが赤に変わっており、こちらも修正されています。
2020年3月時点でモバイル版の3Dモデルのみキノコが赤に変わっていたという証言もあるため、どうも3Dモデルを先に修正したっぽい?
参考:


おまけ:

ゲーム本編ドット絵の一部
Paras (Pokémon) – Bulbapedia 参照)

ゲーム本編では、パラスの通常色のキノコが公式イラスト準拠のピンクになったのは第6世代以降で、第5世代までは赤かったようです。
公式イラストが更新されたFRLG版の本編ドット絵でもキノコは赤いままで、むしろ色違いの方が色が薄いので紛らわしいような。

おまけ追記:

2022年1月28日発売の「Pokémon LEGENDS アルセウス」のグラフィックでは、通常色より色違いの方がキノコの色が薄くなっているようです。

Pokémon LEGENDS アルセウス グラフィック
(Category:Paras – Bulbagarden Archivesより)

このゲームは一応ゲーム本編扱いのはずなんですが……本編でも設定が変わった?
もしくはこれがパラス(ヒスイのすがた)なのかも?

ミュウの肉球

※この記事はtwitterの企画「#ポケモン週末レポート」に提出したレポートを加筆修正したものです。

ポケモンGOでミュウの3Dモデルを見ていたとき、足の肉球が結構つま先側に付いているのに気づきました。

ポケモンGO ポケモン図鑑
(2022年4月23日時点)

ってことは、ミュウは地面に立つときはつま先立ち、もしくはつま先側に体重をかけて立ってるかも?
普段は空中に浮いていることが多いので、あんまりつま先立ちしてるイメージはないですが。

確認のため、ほかのメディアのグラフィックを確認してみたところ、そもそも肉球の位置自体がメディアごとに結構ブレていることに気づきました。

このように、2021~2022年時点で、肉球の位置が大きく3パターンに分かれていました。
(ちなみに(株)ポケモン管轄デザインと思われるポケモンセンターオリジナルグッズでも、肉球の位置はまちまちだったりします。)

さらに、過去のデザインを確認してみると、

ゲーム初代発売から1年後の1997年時点では、足の裏に肉球は無かったようです。(というより、足の裏のデザインまで設定していなかった?)
そのため、恐らく1998年の映画「ミュウツーの逆襲」制作時にアニメ版ミュウのキャラクターデザインをした際、初めて肉球が足の真ん中に追加されたのではないでしょうか。
1998年以降のゲーム本編のドット絵を確認してみると、

第1世代、映画版と同年に発売のピカチュウ版(比較的アニメ版寄りのデザイン)では、映画版と同様に肉球が足の真ん中付近にあります。
第2世代ではかかと側にあるようにも見えますが、第3~4世代は中央、第5世代ではややつま先側にあるように見えます。この流れで立体ポケモン図鑑Pro(2012)の3Dモデル辺りからつま先寄りのデザインに切り替わっていったのかも。

ということは、時系列順に考えると、

  • 第1世代発売当初は足の裏のデザインは設定されていなかった
  • 映画「ミュウツーの逆襲」頃にアニメ版デザインが設定、肉球は足の中央に
  • ゲーム本編の第2世代で肉球がかかと側に設定 → (株)ポケモン版デザインに引き継がれる
  • ゲーム本編では、第5世代以降つま先寄りに設定
  • アニメ版は、肉球が足の中央のまま変更なし

ってことでしょうか?
最初に肉球が設定されたのが足の中央だったものの、この位置は人間でいうと土踏まずにあたるため不自然にも思えます。そのため、肉球をつま先側(足の指の付け根辺り)やかかと側にずらすアレンジが度々行われた結果、今のようなデザインのブレが生まれたのではないでしょうか。

G.E.M.EXシリーズミュウ&ミュウツー(2018)
(映画版デザイン?)

また、上のフィギュア(シチュエーションが映画版っぽいのでアニメ版デザイン準拠?)では、イラスト版と実際のフィギュアで肉球の位置が違っています。
イラストを元にフィギュアを作ったとすると、フィギュア版のつま先寄りの方が現在の正しいデザインという可能性があります。ただイラストを後で描いた可能性もあるので、何とも言えませんが……

結局どのデザインが現在正しいのか、よくわかりませんでした。
どうにもすっきしりませんが、まあこの辺で終わりにしておきます。

ポケモンの配色リニューアル(第2~5世代)

今回は、1つ前の記事「2020年前後のポケモンの配色リニューアル」の続きです。
前回は、第1世代のポケモンの中で、株式会社ポケモン版イラストの配色がリニューアルされたと思われるものを挙げましたが、今回は第2~5世代の配色を調べてみました。

新旧の画像を見比べて、色の変更がみられたポケモン一覧は以下の通りです。
抜けがある可能性もありますのでご了承ください。
■2022/3/20:第2世代ポケモンの表にPokemon fitぬいぐるみの画像を追加。国内または海外の商品画像を引用しています。
■2022/7/16:エンテイ、サメハダーを追加

ナエトル、ポッチャマ、ビッパ、ゴンベ、ジバコイル、トゲキッス、イワパレス

画像の参照元は以下の通りです。

前回の記事で検証したところ、2021年11月時点のポケモンセンターオンラインのポケモン検索ページの画像は、どうやらほとんどが2018年以前のもののようです。
BDSP発売に合わせてシンオウ地方のポケモンだけでも修正したのかと思いきや、直っていないポケモンもいるので、本当に目立つポケモンだけ直したってところでしょうか。
■2022/7/16追記:ちなみに、2022年6月頃の時点でほぼ新しいデザインに修正されています。

第6~8世代のポケモンについては、ポケモンセンターオンラインとPokemon Dayのイラストの間では、パッと見た限り変更はなさそう?
比較的古い世代のポケモンに修正が多いのは、昔はデザインがメディア間で共有されていなかったのを統一するために修正を行ったからだと思われます。
今後もポケモンの色をちょっと気にしながら見ていこうと思います。


おまけ:
ポケモンセンターオンラインのポケモン一覧のイラスト、なぜかカリキリだけはゲームの公式イラストを使っているようです。

株式会社ポケモン版イラストもあるはずなんですが、何故……
■2022/2/27追記:現在は(株)ポケモン版に修正されています。よかった。

2020年前後のポケモンの配色リニューアル

この前「ニドラン♂の角の付け根」の記事に画像を追加した時に気づいたんですが、アニメのニドラン♂♀の配色が2020年に変更されているようでした。

新無印35話(2020年8月30日放送)
新無印47話(2020年11月27日)

見ての通り、ニドラン♂の体の色がピンクに近い色→より紫っぽく薄めの色に変更されています。
ニドラン♀も、よく見るとブチ模様が紫色からより青に近い色に変わっています。
これって恐らく、初代のアナログ公式イラストの曖昧な色を元に設定していたアニメ版の色を、現在のCG版イラストやゲーム本編の色に近づけたんではないでしょうか。

初代赤緑版公式イラスト
現在の公式イラスト(FRLG版)
初代赤緑版公式イラスト
現在の公式イラスト(FRLG版)
ブチの色が赤緑版より青っぽい

ほかのメディアでも色が変わっているか確認してみたところ、ポケモンHOMEでも2020年中に色が変わっているようでした。

Twitterの投稿などをさかのぼってみると、どうやら2020年6月17日更新のバージョン1.2.0(エキスパンションパス対応)辺りで変更されたっぽいです。
2つのグラフィックを比べてみると、ほかにもニドリーナの色が薄くなっていたり、ナゾノクサの体が紫→青になっていたり、ちょこちょこ変わっているような?
でもこの違いを1匹1匹検証するのはかなり面倒そう……

さらに調べてみると、2018~2019年に発売された第1世代ポケモンのステッカーのイラストも、一部の色が変更されていました。

変更のあったB-SIDE LABELステッカーの一部
変更ステッカーの一覧は記事の後ろの方に掲載してます。

変更後の画像を保存したのは2021年12月ですが、2020年7月20日に発表された雑貨のイラストでカビゴン等のイラストが変更後のものになっていたため、他も恐らく2020年に変更されたと考えられます。

変更のあったステッカーは、ポケモンセンターオンラインの商品画像から「画像はイメージです」の注意書きが無くなっているようなので、変更の有無が一目で判断できます。これなら第1世代の変更については検証できそう。

これらの変更があったポケモンも、ニドランと同時期にアニメでも色が変わったのかと思って確認してみたのですが……

ナゾノクサ:アニメ新無印初登場時から体は青い(それ以前から青かった?)

新無印1話(2019年11月17日)
新無印6話(2019年12月22日)

ゲンガー:ニドランより先に色変更(レギュラー化にあたり色を見直した?)

新無印2話(2019年11月24日)
新無印11話(2020年2月2日)
後にサトシの手持ちになるゲンガー

カラカラ:変更なし?

新無印23話(2020年6月7日)

新無印78話(2021年8月27日)

カビゴン:変更なし?

新無印5話(2019年12月15日)

新無印68話(2021年5月28日)

どうやらステッカーやポケモンHOMEの色変更とアニメ版の色変更は、すべて連動しているわけではないようです。
たまたまニドランは変更時期が近かっただけだったのかも。

さらに調べてみると、Pokemon Shirts公式サイトで使用されているイラストも、ほぼステッカーと同じ部分の配色が2020年3月から4月の間に変更されていることがわかりました。
参考1:Pokemon Shirts公式サイト 2020年3月23日のアーカイブより(画像のアーカイブ日は3月14日)
参考2:Pokemon Shirts公式サイト 2020年4月17日のアーカイブより(画像のアーカイブ日も4月17日)
そのため、2020年に一斉に配色が変更されたのは、ポケモングッズの販売に関わる株式会社ポケモンが使用・監修しているイラスト、なのかも。

というわけで、第1世代のポケモンのポケモンセンターオンライン等で確認できたイラストやグッズのうち、2021年現在色の変更が確認されたものの一覧を作ってみました。

■2022/3/20更新: Pokémon fitの画像を追加。日本または海外のポケモンセンターオンラインや、通販・フリマサイト等で確認できたものを掲載しています。
ただし、実際の店舗ではリニューアル前のものが販売されているものも確認されましたので、くれぐれもご注意ください。
■2022/7/16:フシギソウを追加

ベロリンガの色はステッカーでは変更されてないんですが、2020年発売のステッカーの絵柄を使ったグッズでは変更されています。もしかして修正漏れ?
フシギダネのタネの色は、2020年時点でステッカーとサイトのイラストが一致していないように見えますが、誤差範囲の可能性もあるので、要検討かも。

それにしてもポケモンセンターオンラインのポケモン一覧の画像、第1世代のポケモンは結構古いバージョンだったんですね。ポッチャマのイラストは2021年頃に更新されてたので、てっきり最新版だと思ってたんですが、ちょっと意外。
■2022/7/16追記:ポケモンセンターオンラインの画像も2022年6月には最新版になっていました(ファイヤー除く…何故?)。

第2世代以降のポケモンの色変更については未検証です。まあいつかそのうち。
■2021/12/25追記:検証してみました→ポケモンの配色リニューアル(第2~5世代)


■2021/12/21追記
今回紹介した色変更のあったポケモンの一部は、2021年にポケモンセンターオリジナルぬいぐるみシリーズの「Pokémon fit」でも色の修正が確認できました。
参考リンク:ポケモンfit 色 – Twitter検索 / Twitter 2021年に入ってから、修正前後の画像を投稿されている方が複数確認できます。
商品が修正されてもポケモンセンターオンラインの画像が更新されていないポケモンもあるようなので、どの程度修正されているかは不明です。
■2022/3/20:確認できた色修正を上の表に追加

ポッチャマの目

ここ最近、新たに公開されるポッチャマのイラストの目が以前より青くなっている?という話を聞きました。
ポケモンセンターオンラインで使われているポッチャマのイラストを現在のものとアーカイブ上のもので比べてみると、確かに2020年10月時点では真っ黒だった目が、2021年11月現在では青くて瞳孔が描かれているデザインに変わっていました。

残念ながらアーカイブには2020年10月のデータしか残っておらず、この画像がいつ差し替えられたのかは不明です。
そこで、いつ目の描き方が変わったのか調べるため、昔のイラストから順に確認してみました。

まずはポッチャマ初登場のダイヤモンド・パールの公式イラストを見てみます。

もうこの時点で目が青い?
ちなみにゲーム本編のドット絵はこちら。

Piplup (Pokémon) – Bulbapediaより ダイヤモンドパール版後ろ姿ドット絵

正面姿だと小さくて分かりづらかったので、比較的大きめな後ろ姿を見てみると、やはり目は青いようです。

続いてアニメダイヤモンドパール編の画像を見てみます。

あにてれ:ポケットモンスター ダイヤモンド・パールより(2006年9月28日~2010年9月9日放送)

こちらでは目は真っ黒で、瞳孔も描かれていません。
左のヒコザルでは黒い目でも瞳孔が描かれているのとは対照的です。

アニメ本編でも基本的には真っ黒ですが、目がウルウルしている時などは黒目の下側に青い色が描かれることもあったようです。

そして、ダイヤモンドパール版の2年後に発売されたゲーム本編であるプラチナ版の公表時に公開されたイラストでは、

瞳孔は描かれていますが、目の色がダイヤモンドパール版公式イラストよりも黒に近い青になっています。
アニメ版の色に寄せたのかも?
ただしゲーム本編の後ろ姿のドット絵は、ダイヤモンドパール版と変わりないようです。
その後のゲーム本編のグラフィックを見てみると、

Piplup (Pokémon) – Bulbapediaより XY版(2013年10月12日発売)グラフィック

XY版以降も目の色は青色で、瞳孔もはっきり描かれています。

続いて過去(2020年10月以前)のグッズのイラストについて確認してみました。
アニメ版イラストを流用していないポケモンセンターオリジナルグッズについて見てみると、

MOKUROH’S GARDEN(2016/12/17発売)
目は黒一色
ポケモンセンター20周年記念(2018年4月25日発売)
目は黒っぽい青、瞳孔あり
プラチナ版イラストに近い?

基本的には目はアニメ版と同じ黒ですが、濃淡を付けて着彩する絵柄の場合は、瞳孔や目の青色をうっすら描くこともあったようです。

あとはこんなフィギュアもありました。
これも目は青っぽいですが、どちらかというとグレーに近いプラチナ版イラスト風の色になっています。

コトブキヤ『ポケットモンスター』フィギュアシリーズ「ARTFX J ヒカリ with ポッチャマ」デザインイラスト(コトブキヤ公式Twitter、2019年7月28日公開

ここまで見てみると、どうも2020年以前はゲーム本編は青い目、アニメ版やグッズ等は基本的に黒い目と、目のデザインが異なっていたようです。
そしてゲームのダイヤモンドパールのリメイク版発売が近づいた今になって、目のデザインを統一するという流れになったのかも。

実は2018年時点で青い目のポッチャマのグッズも見つけました、が、これはかなりデザインがデフォルメされているので、今見ているデザイン切り替えとは関係なさそう。

クーナッツ(2018年10月22日発売)

ちなみにポケモンGOの場合は、2018年時点でゲーム本編と同じデザインだったようです。

Pokémon GO シンオウ地方のポケモン追加時の画像(ガジェット通信 2018年10月17日の記事より)

さらにイラスト切り替え時期に近づいて、2019年11月より放送開始したアニメ「ポケットモンスター」(新無印)のポッチャマを順に見てみます。

2020年1月時点では、まだ目の色は以前と同じ真っ黒でした。

しかし、2021年7月に登場したヒカリのポッチャマの目は青になっています。

新無印 ヒカリのポッチャマ アニメ「ポケットモンスター」公式twitterより(2021年7月16日投稿、アニメ登場回は2021年7月23日、30日)

実はポッチャマは31話(2020年8月2日放送)にも登場しているようですが、目を閉じているシーンしか見つからず、目の色はわかりませんでした。
アニメ版とポケモンセンターオンラインのイラストとを合わせて考えると、2020年10月~2021年7月の間にデザインが変わった?

デザイン切り替えの時期を絞るため、この間の期間に発売されたグッズ等を確認してみました。

むにゅまる(2021/2/25発売)
目は黒
ラメグリッターケース(2021年5月28日発売)
目は青
アニメ版イラストを使用

5月の時点(画像3枚目)で青い目のグッズが確認できますが、アニメ版の目が青になった後の7月に黒い目のグッズ(4枚目)が?
まあぬいぐるみやフィギュアなどは企画を立ち上げてから発売までが長いでしょうし、デザインを途中で修正するのも難しそうなので、古い(?)デザインのまま発売されることもあるでしょう。
となると、グッズ発売時期ではデザイン変更時期はわからないか……

そのほかでは、2021年3月9日に発足した「プロジェクトポッチャマ」のロゴマークでも、青い目と瞳孔が確認できました。

もうちょい調べてみると、2021年に入ってYouTubeで公開されているアニポケセレクションの動画のサムネイルに、ポッチャマの新規イラストを発見しました。

これを見る限り、2021年1月時点では目が黒かったのに対し、2月時点のイラストでは青い目で瞳孔も描かれています。
そのため、恐らく2021年2月前後にデザインが切り替わったと考えられます。

まあ同じ2月でも、ポケモン公式サイトの企画ページではまだ黒い目のイラストも使われているので、はっきりと切り替え時期が決まっているわけではなさそうです。

ポケモン投票企画「#キミにきめた」結果発表ページのポッチャマ(インサイド 2021年2月25日の記事より)

おまけ:
調べていて気付いたのですが、2020年以前から販売されているぬいぐるみも、2021年に目のデザインが変更されています。

ポケットモンスター ALL STAR COLLECTION ポッチャマ(S)(三英貿易株式会社Twitter 2017年11月6日投稿より)
ALL STAR COLLECTION」シリーズ ぬいぐるみ(S) ポッチャマ (ポケモンセンターオンライン 2021年11月9日確認

すごい徹底してるなー。


■2021/11/23追記:
Pokémon HOMEの3Dモデルのグラフィックに関しても2021年に修正されてるっぽいです。

2020年11月頃
3Dモデルの目は真っ黒
ポケモン情報局公式Twitter Pokémon HOMEアップデート情報のツイート(2021年5月27日投稿、アップデート6月)
3Dモデルの目が青に変更
この画像をわざわざツイートしてるってことは、このアップデートで修正した?
2021年11月時点
Pokémon HOMEのポケモン図鑑イラスト (iOS版キャプチャ)
目は黒のまま

ポケモン図鑑の画像は変わってないようですが…いつか修正されるでしょうか?

■2022/5/19追記:
5月18日頃にPokémon HOMEがアップデートされ、ポケモン図鑑イラストの目も修正されたようです。

比較参考:2021年11月時点
iOS版
2022年5月19日時点
ver2.0.0アップデート後
iOS版

ポケモンの重さ比べ

ポケモン図鑑でポケモンの「おもさ」を見比べていると、たかさの割に重いポケモンや、軽いポケモンがいるような?
ポケモンのたかさを揃えておもさを比べれば、本当に重いポケモン、軽いポケモンがわかるはず、ということで、ちょっと計算してみました。

ポケモンHOMEのポケモン図鑑では、ポケモンのたかさ比べの表示画面で、比較対象として身長1.5m程度の人間のシルエットが表示されています。
そこで、各ポケモンのたかさを1.5mに拡大縮小した場合のおもさを計算しました。
計算式は以下の通り。

たかさ1.5m換算時のおもさ=おもさ×(1.5÷たかさ)3

…これで合ってる、よね?
■2022/6/29修正 すみません、間違えてたかさとおもさを逆に書いてたので修正しました。計算結果自体は合ってるはず。
まずは参考までに、人間キャラや現実の動物の重さを換算した値がこちらです。

ヒト・動物等 たかさ(m)* おもさ(kg) たかさ1.5m換算時の
おもさ (kg)
DPPt男主人公1.433843.86
DPPt女主人公1.43441.82
HGSS男主人公1.54040.00
HGSS女主人公1.524139.40
牛(ホルスタイン♀)1.5700700.00
犬(柴犬)0.529216.03
犬(秋田犬) 0.845296.63
犬(ウェルシュコーギー・ペンブローク)0.4311466.94
猫(アメリカンショートヘアー)0.335469.57
アムールトラ♂1176.4595.35
ツキノワグマ1.3(体長)70107.53
シロナガスクジラ 27.6(体長)19000030.50
馬(サラブレッド)2.2500158.48
ハシブトガラス0.560.713.45
ケヅメリクガメ0.3405000.00
アミメニシキヘビ3.5(体長)131.02
比重1の球体 1 523.6 1767.15
*(体長)の記述がないものは、地面から耳を含めた体の一番高い部分までの高さ

四足歩行の動物は縦より横方向に長い体型のため、高さを揃えると重さの値が大きくなってしまいます。
また、高さ・重さの値はネットで検索して調べて出てきた値を適当に入れただけですが、動物の体重は品種による差や個体差も大きく、季節変動もあるので、まあ大雑把にこの程度、という程度で見てください。

同様に第1~8世代の全ポケモン(姿違い含む)について計算した上で、重いポケモン・軽いポケモンランキングを作ってみました。
たかさ・おもさ出典はこちら:おもさ – ポケモンWiki

■2021/8/1
全ポケモンのおもさリストを作成しました。

第1~8世代 重いポケモンランキング

順位全国図鑑
No.
ポケモンたかさ(m)おもさ(kg) たかさ1.5m換算時の
おもさ (kg)
1790コスモウム0.1999.93374662.50
2774メテノ(りゅうせいのすがた)0.3405000.00
3302メガヤミラミ0.51614347.00
4632アイアント0.3334125.00
5808メルタン0.283375.00
6304ココドラ0.4603164.06
7366パールル0.452.52768.55
8331サボネア0.451.32705.27
9599ギアル0.3212625.00
10324コータス0.580.42170.80
11826イオルブ0.440.82151.56
12595バチュル0.10.62025.00
13769スナバァ0.5701890.00
14557イシズマイ0.314.51812.50
15835ワンパチ0.313.51687.50
16446ゴンベ0.61051640.63
17436ドーミラー0.560.51633.50
18410タテトプス0.5571539.00
19837タンドン0.3121500.00
20374ダンバル0.695.21487.50

ぶっちぎりの1位はコスモウムでした! うん、まあ、知ってた。たかさ最小、おもさ最大だしなあ。
そのほかも上位は小柄なポケモンが多いですね。
いわタイプやはがねタイプのほか、いかにも重そうなパーツを持ってるポケモンが多い中、サボネア、イオルブ、ワンパチ、ゴンベが入っているのは意外?
ワンパチは現実世界のウェルシュコーギー(1.5m換算で500㎏弱)と比べてもかなり重いようです。
ゴンベは縦に長い直立姿勢の割に、同じ高さの比重1(水)の球体並に重いので、結構比重が高そう。

第1~8世代 軽いポケモンランキング

順位全国図鑑
No.
ポケモンたかさ(m)おもさ(㎏) たかさ1.5m換算時の
おもさ (kg)
193ゴースト1.60.10.08
292ゴース1.30.10.15
3890ムゲンダイナ209500.40
4321ホエルオー14.53980.44
5746ヨワシ(むれたすがた)8.278.60.48
6148ハクリュー416.50.87
795イワーク8.82101.04
8384メガレックウザ10.83921.05
9103ナッシー(アローラのすがた)10.9415.61.08
10864サニゴーン10.41.35
11382カイオーガ(ゲンシカイオーガ)9.84301.54
12208ハガネール9.24001.73
13800ネクロズマ(ウルトラネクロズマ)7.52301.84
14858ブリムオン2.15.11.86
15147ミニリュウ1.83.31.91
16110マタドガス(ガラルのすがた)3162.00
17384レックウザ7206.52.03
18208メガハガネール10.57402.16
19350ミロカロス6.21622.29
20843スナヘビ2.27.62.41

最もおもさの小さいポケモンの1匹であるゴーストが最も軽いという結果に。ガスじょうポケモンは伊達じゃない。
軽い軽いと言われがちなホエルオー(0.44kg)はそれでも4位でした。シロナガスクジラ(1.5m換算で約30kg)と比べると恐ろしく軽いんですが。
同じく軽いと言われるイワーク(7位)も普通のヘビ並に軽いですね。

こうして見ると、全体的に細長いポケモンが軽い傾向にあるようです。まあそりゃそうか。
そんな中、ゲンシカイオーガやウルトラネクロズマが異様に軽いことがわかります。ゲンシカイオーガは肉体が海水に近い状態(海水で体を大きくしていて、海水はおもさにカウントしていない?)で、ウルトラネクロズマは体が光エネルギーで出来ている(光が体の形をとっているだけで実体のない部分が多い? おもさはフォルムチェンジ前と同じ)という設定があるので、それを反映しているのかも。意外とちゃんと考えられてた。

似た体型のポケモンのおもさ比べ

イーブイ一族

全国図鑑No.ポケモンたかさ(m)おもさ(kg) たかさ1.5m換算時の
おもさ (kg)
133イーブイ0.36.5812.50
134シャワーズ12997.88
135サンダース0.824.5161.50
136ブースター0.925115.74
196エーフィ0.926.5122.69
197ブラッキー12791.13
470リーフィア125.586.06
471グレイシア0.825.9170.73
700ニンフィア123.579.31

イーブイは重めですが、進化形は全体的に軽め?

蝶・蛾

全国図鑑No.ポケモンたかさ(m)おもさ(kg) たかさ1.5m換算時の
おもさ (kg)
12バタフリー1.13281.14
49モルフォン1.512.512.50
267アゲハント128.495.85
269ドクケイル1.231.661.72
414ガーメイル0.923.3107.87
637ウルガモス1.64637.90
666ビビヨン1.21733.20
873モスノウ1.34264.52

結構ばらつきが大きい?
ガーメイルが重めの値になるのは、翅が縦方向に短くて、たかさが他より小さめの値になるからっぽい。

牛・馬

全国図鑑No.ポケモンたかさ(m)おもさ(kg) たかさ1.5m換算時の
おもさ (kg)
128ケンタロス1.488.4108.73
241ミルタンク1.275.5147.46
626バッフロン1.694.677.95
77ポニータ130101.25
77ポニータ(ガラルのすがた)0.824158.20
78ギャロップ1.79565.26
78ギャロップ(ガラルのすがた)1.78054.96
522シママ0.829.8196.44
523ゼブライカ1.679.565.51
647ケルディオ1.448.559.65
749ドロバンコ1110371.25
750バンバドロ2.5920198.72
896ブリザポス2.2800253.57
897レイスポス244.518.77

ホルスタインが700kg位なのと比べると、4足歩行の牛ポケモンがえらく軽いなー。
サラブレッドは1.5m換算値160kg位なので、馬ポケモンはまあこんなもんかって重さが多いけど、ギャロップ・ゼブライカ・ケルディオは軽いかも。

モルモットとハムスターの見分け方

以前書いた記事「イラストのハムスターの柄」の中でもちらっと触れましたが、モルモットとハムスターはどうも混同されることがあるようです。
知ってる者から見ると全然違うんですが、まあ模様が似てたりするから間違う気持ちもわからなくはないです。
今ちょっとモルモットが注目されてるので、便乗して本格的にモルモットとハムスターの見分け方をまとめてみました。

私自身はハムスターは結構な数を飼ってきましたが、モルモットは1匹しか飼ったことがないので、モルモットの説明はちょっと間違ってるかもしれません。

ゴールデンハムスターの柄のバリエーションについては、前述の記事 「イラストのハムスターの柄」 にまとめてあります。

これはあくまで見た目上の見分け方なので載せていませんが、両者の習性も結構違います。こんなに違うのに柄が似てるだけで混同されるとは……

金銀公式イラストのCG加工

ポケットモンスター金銀ポケモン図鑑(小学館、2000年3月10日発行)より

 第1~2世代(赤緑~金銀)のポケモンの公式イラストは、アナログ着彩で描かれています。
 このブラッキーを含むイーブイ一族のイラストの原画が、2018年に開催された特別企画展「EVs+cafe」にて展示されていたそうです。

 このブラッキーの原画の目の部分が、企画展の特設サイト(現在は閲覧不可)に掲載されていました。ですが、何だか違和感を覚えるような…
 というわけで、目の部分を上に示した攻略本の公式イラストと比べてみました。

 こうして並べてみると、明らかに瞳孔の大きさやハイライトの位置が違っていることがわかります。
 体の黒い部分のムラの出方は変わっていないので、どうやら攻略本等で使われているイラストは、アナログで描いた後に目の部分のみ修正しているようです。ハイライトの輪郭がぼやけているので、おそらくCGのエアブラシツールやぼかしツールのようなものを使っていると思われます。
 ほかの第2世代の公式イラストも見てみると、確かに目などのハイライトが同様にぼやけているものが確認できます。私が見た限り、第1世代のイラストではこのようなCG加工らしきものは確認できませんでした。

ポケモン金・銀公式ファンブック(小学館、1999年12月10日発行)より
このチコリータの目も、何となく赤色のグラデーションがCG加工っぽく見えなくもないような。確証はありませんが。

 ポケモンの公式イラストが完全にCGに移行するのは第3世代からなんですが、第2世代のイラストにも一部CGが使われていたのは間違いないようです。

チコリータとキレイハナの色

金銀発売当時のチコリータとキレイハナの公式イラストは、色が現在のものとだいぶ違ってました。当時を知る人にとっては常識かもしれませんが、データとしてここに残しておきます。


ご覧の通り、チコリータは体がまっ黄色! キレイハナは本体が紺色!(クサイハナと同じ色?)
もちろん色をいじったわけではありません。

どちらも、同時期に放送されたアニメ版の配色は現在のものと同じのため、この色違いは開発初期の配色のようです。

ちなみにゲーム本編のドット絵はどうなっているかというと、

チコリータは、金銀版(1999/11/21発売)では公式イラストと同じく黄色ですが、クリスタル版(2000/12/14発売)では現在と同じく黄緑色に修正されています。つまり、ゲーム金銀版の完成後、アニメ制作の段階で変更されたようです。

ついでに、クリスタル版発売前に発行された攻略本において、すでに公式イラストそのものも色が修正されています。
元のイラストと色ムラの入り方が同じように見えるので、恐らく画像加工で色をいじったのではないでしょうか。

ポケットモンスター金銀ポケモン図鑑(小学館、2000年3月10日発行)より

これに対して、キレイハナのドット絵は…

金銀版の時点ですでに肌色が修正されている!?
というか、下半身の葉っぱが花と同じ色になってて、それはそれで違和感が凄い。
これってもしかして、もともとは肌を黒のドットで表現するつもりが、肌の色を突貫工事で緑に変更したせいで下半身の葉っぱの色が足りなくなったんじゃ… いや、クリスタル版でもそんなに配色変わってないから、ドットではこう表現するって割り切ったデザインなのかも。
肌色を修正した理由は、まあルージュラと同じく、人間がモチーフと思われるキャラクターの肌色を黒系の色で表現することが問題になったんですかね。多分。

公式イラストのみ古いデザインが残っているのは、このイラストが金銀発売前の早い段階で公開されていたため(参考:任天堂ホームページ内 ポケットモンスター金・銀紹介ページ 1999/4/28時点のアーカイブ)、設定が変更された後も差し替えできなかったものと思われます。

ちなみにこの公式イラスト、先に述べたチコリータの色が修正されていた攻略本でも色は修正されていませんでした。

ポケットモンスター金銀ポケモン図鑑(小学館、2000年3月10日発行)より

こちらはチコリータに比べて色を変える部分のパーツが複雑すぎて直せなかったのかも。もしくは、色味が違いすぎて、いじると全体のバランスがおかしくなってしまった可能性もあります。
早い段階でイラストを公開していなければ描き直されていたかもしれません。なので、このイラストはデザイン修正の過程を知ることができる貴重な資料、とも言えるかも。

そういえばチコリータの色は何で変更したんだろう…まさか黄色いとアニメでピカチュウと被るから、なんてことはないよね?


おまけ
そういえば金銀のドット絵では、ほかにも公式イラストと色が違うものがありました。
例として、下の3匹は、金銀ドット絵のみが現在の配色と異なるものです(クリスタル版では修正済)。おそらくこれらは開発段階の配色? もしくは、ソフトの容量の関係で本来の配色が使えなかったのかも。

金版 イトマル・ノコッチ・ニューラ ドット絵(Bulbapediaより)